前回ホソハマトビムシを採取した旨の記事を書いた際に、生息地的に三浦半島で採れたホソハマトビムシはホソハマトビムシ Pyatakovestia pyatakoviではないかと書いたが、調べてみると第1尾肢の外肢にトゲがあるかないかでホソハマトビムシ P. pyatakoviかミナミホソハマトビムシ P. iwasaiか見分けることができるということで、さっそく見てみることに。
生息地的にホソハマトビムシだし、トゲはないんだろうなぁ・・・
トゲあるじゃねーか!!!!
ということで、どうやら今回採れたホソハマトビムシはミナミホソハマトビムシ P. iwasaiだったらしい。
分布的にはホソハマトビムシではないのか・・・?と思ってもう少し調べてみると、どうやらミナミホソハマトビムシは関東まで分布しているらしく、関東近辺は2種の分布が被っている?
ホタルみたいに生息地がきれいに分かれていることのほうが珍しいか。
関東近辺の海岸に行った際にはホソハマトビムシを探してどっちが生息しているのか都度確認してみるのも面白いかもしれない。