あいそぽっど

ワラダンの観察や飼育についての備忘録

ダンゴムシ

ハマダンゴムシの飼育環境を考える

はじめに、本記事は筆者の独自の考察のため真似しても確実にうまくいく保障や正確性はありませんのであらかじめご了承したうえでお読みください。 なぜハマダンゴムシの流通は少ないのか 様々なカラフルなダンゴムシが流通している中、未だにハマダンゴムシ…

ワラジムシの繁殖と日照時間

ワラジムシは日照時間の長さによって脱皮頻度と代謝が上がり、繁殖が促進される。 Die Bedeutung der Tageslänge für das Einsetzen der Fortpflanzungsperiode bei Porcellio scaber Latr. (Isopoda) 1日のうち、16時間光を当てた集団と、7時間光を当てた集…

ゴミでも役に立っていることがある

環境問題のひとつとして、昔から取り上げられているのがプラスチックゴミ問題だが、このゴミがそこに住む生き物の役に立っている場合がある。 これは冬に見つけたトウキョウコシビロダンゴムシのコロニーだが、こいつらは木の根元に半分地面に埋まったプラス…

ダンゴムシは危険を感じた時以外にも丸くなる

ダンゴムシと言えば、危険を感じた時に丸くなる習性(球体反射)があるということが一般的に知られているが、実は危険を感じた時以外にも丸くなることがある。 それは、乾燥から身を守るとき。 ダンゴムシは呼吸する際、腹肢が変化した白体(偽気管)と呼ばれる…

色んなワラダン見たいなら海岸がいちばん

海岸のエコトーンは陸と海からの栄養が流れてくるので生物多様性が高く、ワラダンも例外ではない。 とはいってもワラダンに関しては外来種が多く、港の近くなんてなおさら外来種だらけだが、とにかくいろんなワラダンを見たいという時は海岸に行くのがおすす…